【サッカー観戦とビール】飲みすぎはイエローカード、オフサイドは何杯目から?
ワールドカップや日本代表戦。
サッカー観戦のお供といえばビールという方も多いのではないでしょうか。
しかし試合が盛り上がるにつれて、
「もう1本だけ」
「ゴールしたから乾杯!」
「延長戦だから追加で」
と、気付けば予定以上に飲んでしまうことがあります。
サッカーなら イエローカード で済むかもしれませんが、飲み過ぎは身体にとっては レッドカードです。
今回は糖尿病専門医の立場から、サッカー観戦と飲酒について考えてみます。
飲みすぎは何杯目から?
厚生労働省では、純アルコール20g程度が節度ある適度な飲酒量の目安とされています。
🍺ビール500ml 1本・中ジョッキ1杯程度
🍶日本酒は1合
🍷ワインはグラス2杯
🏮ウイスキーはダブル1杯
🧉焼酎はロック2杯
が目安量です。
もちろん体格や性別によって個人差はあります。
サッカー観戦中によくある
・ビール500ml × 3本
・ビール+ハイボール
・ビール+ポテト+唐揚げ
は、気付かないうちにかなりのカロリーとアルコール量になります。
本当に怖いのはビールより「おつまみ」
実は血糖値や体重増加の面で考えると、ビール以上に問題になるのがおつまみです。
・ポテトチップス
・フライドポテト
・唐揚げ
・ピザ
これらは高カロリーかつ高脂質。
深夜の試合観戦で摂取すると、翌日の体重増加や血糖上昇につながりやすくなります。
アディショナルタイムの注意点
お酒やおつまみを我慢して、なんとか試合終了!
サッカーは終わりましたが、飲み会はまだまだアディショナルタイムです。
家に帰るまでがサッカー観戦。
帰り道に
「お腹が空いたからラーメン」
という経験はありませんか?
深夜の炭水化物は血糖値が上がりやすく、余ったエネルギーは脂肪として蓄積されやすくなります。
せっかく前半・後半を無失点で乗り切っても、アディショナルタイムのラーメン1杯で試合展開が変わることもあります。
アディショナルタイムに気を抜くと、
⚽ 血糖値爆上がり
⚽ 翌日の体重増加
⚽ 胃もたれ
という逆転オウンゴールになるかもしれません。
最後のホイッスルが鳴るまで、ぜひ良い試合運びを心がけてください。
血糖値が上がりにくいお酒は?
糖尿病だからお酒は全部ダメですか?
と質問されることがあります。
実はお酒によって血糖値への影響は大きく異なります。
比較的血糖値が上がりにくいお酒
◎ ハイボール
◎ 焼酎(水割り・お湯割り)
◎ ウイスキー
◎ ジン
◎ ウォッカ
これらは糖質がほとんど含まれていません。
一方で注意したいお酒は
△ ビール
△ 日本酒
△ ワイン
△ 梅酒
△ サワー類(加糖)
です。
特にサワーやカクテルは甘味料が多く含まれていることがあり、思った以上に糖質を摂取している場合があります。
若い人に人気のジントニック・ジンジャーハイボールにも糖質が含まれています。
ただし、
「糖質が少ない=飲み放題」
ではありません。
アルコールそのものに食欲増進作用があり、
・ポテト
・唐揚げ
・ラーメン
などを食べ過ぎる原因になることがあります。
血糖値が上がりにくいおつまみは?
サッカー観戦のお供に欠かせないおつまみ。
しかし、おつまみ選びによって血糖値や翌日の体重は大きく変わります。
おすすめのおつまみ
◎ 枝豆
◎ 冷奴
◎ 焼き鳥(塩)
◎ 刺身
◎ チーズ
◎ ナッツ類(素焼き)
◎ きゅうり・野菜スティック
◎ だし巻き卵
これらは糖質が少なく、血糖値が上がりにくい食品です。
一方で注意したいおつまみは
△ ポテトチップス
△ フライドポテト
△ ピザ
△ たこ焼き
△ 焼きそば
△ ラーメン
△ 揚げ物
です。
特にサッカー観戦では
ビール+ポテト
ビール+ピザ
という組み合わせになりがちです。
糖尿病専門医のおすすめ観戦術
私がおすすめするのは、
⚽ビールは1〜2杯程度
⚽糖質の少ないお酒を選択
⚽おつまみは枝豆や焼き鳥
⚽ハーフタイムで立ち上がって軽くスクワット
⚽試合後のラーメンは我慢
です。
たった数分歩くだけでも血糖値への影響は変わります。
まとめ
サッカー観戦は人生の楽しみの一つです。
無理に我慢する必要はありません。
ただし、
飲みすぎはイエローカード
翌日の体重増加や血糖上昇リスクになることもあります。
楽しく観戦しながら、身体にも優しい飲み方を心掛けましょう。
【クリニック情報】
- クリニック名: 沼口内科江古田駅北口糖尿病クリニック
- 住所: 東京都練馬区小竹町1-36-5 1階 [アクセス]
- 最寄り駅: 西武池袋線「江古田駅」北口 徒歩約4分
- 院長: 沼口隆太郎(糖尿病専門医・認定内科医)
- 診療内容: 内科・糖尿病・生活習慣病・発熱・抗体検査(自費)/ワクチン(自費)・健康診断(自費)/診断書(自費)
ご予約はこちら|練馬区で糖尿病・生活習慣病診療を受けるなら
▶︎ お電話でのご予約: [03-5926-4553】
▶︎ ネット予約: [ご希望の診療科をクリックして予約してください]
▶︎ 診療時間・休診日: [リンク]
Q&A
Q. サッカー観戦中のビールは何杯までが目安ですか?
A. 一般的には純アルコール20g程度が適量とされ、ビールなら500ml程度が目安です。体格や性別によって個人差があります。Q. 糖尿病でもお酒を飲んでよいですか?
A. 過度な飲酒は避ける必要がありますが、病状が安定している方であれば適量の飲酒が可能な場合があります。主治医と相談しましょう。Q. 血糖値が上がりにくいお酒は何ですか?
A. ハイボール、焼酎、ウイスキー、ジン、ウォッカなどは糖質が少なく、比較的血糖値に影響しにくいお酒です。Q. ビールとハイボールはどちらが血糖値に優しいですか?
A. 糖質の観点ではハイボールの方が少ない傾向があります。ただし飲み過ぎると総摂取カロリーや食欲増進の影響が出ます。Q. ジントニックは血糖値が上がりますか?
A. ジン自体は糖質が少ないですが、トニックウォーターには糖分が含まれているため血糖値上昇の原因になることがあります。Q. サッカー観戦のおつまみでおすすめはありますか?
A. 枝豆、冷奴、焼き鳥(塩)、刺身、チーズ、ナッツ類などがおすすめです。Q. サッカー観戦で避けたいおつまみは何ですか?
A. ポテトチップス、フライドポテト、ピザ、たこ焼き、焼きそばなどは高カロリー・高脂質で食べ過ぎに注意が必要です。Q. 試合後のラーメンはなぜ太りやすいのですか?
A. 深夜の炭水化物は血糖値が上がりやすく、余ったエネルギーが脂肪として蓄積されやすいためです。Q. 飲酒で血糖値は上がりますか?
A. ビールや日本酒など糖質を含むお酒では血糖値が上昇しやすくなります。一方で糖質の少ない蒸留酒でも飲み過ぎには注意が必要です。Q. サッカー観戦中に血糖値上昇を抑えるコツはありますか?
A. 飲酒量を控えめにし、糖質の少ないお酒やおつまみを選び、ハーフタイムに体を動かすことがおすすめです。
